フレンドとメル友

 米Appleが6月17日から提供を開始したiPhone OSの最新バージョン「iPhone OS 3.0」は、さまざまな新機能に加え、従来バージョンから存在する深刻な脆弱性も多数解決された。

 同日公開されたセキュリティ情報によると、アップデートの対象となるのはiPhone OS 1.0〜2.2.1と、iPhone OS for iPod touch 1.1〜2.2.1。計38項目の脆弱性に対処している。

 このうちCoreGraphicsやImageIOの脆弱性は、細工を施した画像ファイルやPDFファイルを使って悪用された場合、アプリケーションが予期せず終了したり、任意のコードを実行されたりする恐れがある。

 Mail関連では、HTMLメールのリモート画像のロードをユーザーがコントロールできない問題に対処。プリファレンスの変更により、画像が自動的にロードされるのを防ぐことができるようにした。

 Safariブラウザ関連では、同一生成元ポリシーにまつわる設計上の問題と、Settingアプリケーションで履歴を消去しても検索履歴が消去されない問題を修正した。

 このほかにExchange、Unicode処理、IPSec、libxml、MPEG-4 Video Codec、Profile、Telephony、WebKit脆弱性が解決されている。

 iPhone OS 3.0はiTunes経由で入手できる。


6月28日のiPhone3G Sの発売を前に、OS3.0の無料配布が始まった。

3.0の大きな目玉は、コピーアンドペーストができることである。

コピペも大切だが、
着信メロディーをituneの楽曲から取り入れられるとか、
非通知拒否などの日本の携帯電話のきめ細やかさも取り入れてもらいたい。

取り急ぎ、ダウンロードしただけなので、
使い勝手の感想は、後ほどリポートしたい。

6月28日発売のiPhone3G Sであるが、32Gの容量は魅力的であるものの、
あとはカメラ機能のオートフォーカス化位で、
OSを3.0にすれば、今使っているiPhoneでも遜色ないような気がする。

分割支払いが終わる来年度に、
大幅パワーアップしたiPhoneが出ることを期待している。